準決10Rで渡部哲男がロングまくりの原田研太朗を差し切って快勝した。

 「長い距離を踏んでもらったから」と分析したが、3月日本選手権の1予、4月共同通信社杯の準決でもかわせなかった原田を追い込んだ感触をかみしめた。副支部長の公務も重なり、練習量不足だが泣き言なし。共同通信社杯では原田を目標に6年ぶりのG2決勝と復活した。

 決勝は急成長を続ける原田と3日間連係の総決算。成田健児が続いてライン3車なら関東4車を相手に勝機はある。鋭くまくる原田を好マークから連続差し。後閑信一の今年初Vを阻止、自らの今年初Vを飾る。