SG2冠の山崎智也(41=群馬)に、石野貴之(33=大阪)が猛追してきた。日刊スポーツ新聞社制定「第30回ボートレース年間三賞」の各部門賞争いも大詰め。SG住之江グランプリ、女子はプレミアムG1福岡クイーンズクライマックスの年末2大レースで、各受賞者が決まる。(データは11月30日現在。日本モーターボート競走会提供)

 ◆殊勲賞 7月までにオールスター、グラチャンと2つのSGと、G1・3つを優勝し独走状態にあった山崎に、石野が迫ってきた。石野はオーシャンC優勝、ダービー、チャレンジCを連続優出するなど絶好調。太田和美も安定感を発揮、ダービーVの守田俊介も好調が続く。チャレンジCで10年8カ月ぶりにSG制覇した笠原亮も上昇してきた。SG住之江グランプリが最終決戦になる。

 ◆技能賞 優出ポイント2位選手が受賞する。やはりグランプリが勝負だ。

 ◆敢闘賞 峰竜太がリードする。すでに130勝と勝ちきれる強力な決め手が最大の強み。女子賞金2位につける平高、チャレンジC優勝の笠原が追う。

 ◆特別賞 滝川真由子がレディースチャンピオンVも獲得賞金は8位。寺田千恵がレディースチャレンジカップを制し、賞金トップで1歩リードする。