根本哲吏が落車明けの不安を一掃する。前場所の高松宮G3の2予で落車も「左半身の打撲程度。直前4日間はいい練習ができて問題は何もなかった」と言い放った。昨年12月の伊東G3ではシリーズ2勝と着実に機動力を磨いている。15日の誕生日が来場所小倉の初日。「今回が20代最後のシリーズなので結果を残したい」と期するものがある。細切れ戦だが望月永悟が「切り替えなし」で3番手を固めるだけに勝機到来。好機にカマして先制すれば、番手の仕事は岡部芳幸に任せてペース駆け。別線をねじ伏せて好スタートを切る。