予選8Rは箱田優樹(33=青森)が、まさかの突っ張り先行で人気の大石崇晴-清水一幸ラインを沈めた。「3番手の磯田(旭)さんが、腰が痛いのにSを取ってくれた。(高木)翔も付いてくれたし、思い切っていけました。押さえ先行よりは、突っ張りの方がもがく距離は短いですね」と、してやったりだ。

しかし「持つ距離になったから踏んだけど、8割方は(大石の番手で)粘るつもりでした」と本音もチラリ。器用な箱田ならではの奇襲策がまんまとはまった。