平原康多が初日で姿を消した。

 特選11R、打鐘すぎに原田研太朗の3番手に付けた橋本強を内側から追い抜いた。審議の末に、失格判定が下った。「結果なのでしょうがない」と弁解なしも「あの流れではバックを踏むのは難しかった」と、悔しさをにじませた。3年ぶり2度目のシリーズ制覇を狙ったが、まさかの終戦。初日は計10選手が落車、平原を含む、2選手の失格と波乱の幕開けとなった。