東京のプリンス、中野次郎(34)が7、12Rと連勝し、通算1000勝に到達した。

 86期の中野は00年5月にデビューし丸16年、3581走目。リーチのかかった選抜戦12Rは4カドから一気に飛び出し、内枠の先輩たちをまくった。笑顔でピットに引き揚げてきた中野を待っていた選手たちが「おめでとう」と拍手で祝福。「良かったです。スリットから出ていったし足もいい」と話した中野は、東京支部の後輩たちに水面まで連れ出され、水神祭の手荒い祝福を受けていた。