SG2冠の篠崎実(67=川口)が気合の走りを見せつけた。準決10Rは3周3角で抜け出すと、抜かせないテクニックを駆使して後続の追いを完封した。今年8回目の準決で初優出に“ミッキー節”がさく裂した。「辞めれんのお。上がり466か、早いねえ。アメリカのお母さんだよ(まあまあの意)。これまで準決で勝ち切れなかった。冗談じゃないよ(笑い)」。優勝戦は最年長優勝の記録が懸かる古豪の動きに注目だ。