G3開催中の小田原競輪3日目は、台風9号接近による悪天候のため中止、23日に順延となった。

 武田豊樹、稲垣裕之、吉田敏洋らは宿舎で完全休養に充てたが、園田匠や郡司浩平らはローラーで軽く汗を流すなど、それぞれ自分なりの調整で台風の1日を過ごしていた。

 107期の吉田拓矢(21=茨城)にとっては順延やレースのない1日を過ごすのは初体験。この日は朝9時に検車場に移動しローラー練習で体を動かすと、自転車やシューズのセッティングを確認するなど、マイペースな1日を過ごしていた。吉田は「落車明けなので休養は大きいと思うし、休めた方がいいと思っていた。午前中にいろいろ済ませたら午後はゆっくりしようと思います」と笑顔で話した。