準決9Rは津村洸次郎(25=福岡)が豪快なまくりで後続をぶっちぎった。

 津村はバック15本が示すように徹底先行が売り。しかし、109期1位の池野健太を相手に「(池野が)行く気満々だったから、そこに付き合うよりは、まくりでいいかなと思った」と戦法チェンジ。多彩な攻め幅をアピールした。

 前期S級でも多くの連対があった津村だが、降級後は優勝がない。これにも「優勝したいのが本音だけど、やっぱり自分の競走(先行)をした上で勝ちたい」と決勝での健闘を誓った。