2コースからスタートした村越篤(39=香川)が1周2Mの混戦に乗じて先頭を奪うと、そのままゴールイン。昨年9月の江戸川周年記念以来、通算8回目のVを飾った。

 波乱の逆転劇は1周2Mで起きた。1番人気のイン今村暢孝は1Mでまくってきた益田啓司に先行を許す展開。逆転を狙って2Mで内を突いたが2艇とも大きく外に流れた。3番手の村越が首位に立つと、そのままゴールインした。

 村越は「展開が向いて勝ちました。ここにくる前に高野山にお参りしたのが良かったのかな」と破顔一笑していた。