ボートレース第123期生の修了記念競走が21日、福岡県柳川市のボートレーサー養成所で行われた。関係者約300人が見守る中、養成所チャンプ決定戦は前原大道(21=岡山)が5コースから差して優勝。養成所チャンプに輝いた。岡山からのチャンプは77期の稲毛正剛(引退)以来、5人目。

「内がすごく伸びていたので差ししかないと思った。2Mで1号艇(前田滉)が流れたのが見えて、もらった! と思いました」と笑顔で話した。

父は元競輪選手の前原雄大さんで、姉は115期の前原哉。見守った姉の哉は「びっくりというのが一番。でもうれしいです。出てからは学校とは違うので頑張って欲しい」とエールを送った。