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ディープインパクト初の海外レース・凱旋門賞特集

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3歳レイルリンクがV/凱旋門賞

 過去84回、遠征勢の勝利を許さなかった欧州馬の底力が、またも日本の希望を打ち砕いた。残り400メートル過ぎ、1度は先頭に立ったディープインパクトに、外からレイルリンクが襲い掛かった。ゴールまで続いた激しいたたき合い。必死で食い下がるインパクトと、外から迫るプライドの追い込みをしのぎ切り、最後はパスキエ騎手の手が高々と上がった。

 アンドレ・ファーブル師の執念が実った。これまで凱旋門賞を6勝。同レースの最多勝トレーナーが意地を見せた。インパクトとともに3強と言われた同厩舎のシロッコ、ハリケーンランが直線の攻防で脱落する中、道中は武の背中をマークし続けた第3の矢が、見事に栄冠を射止めた。

 レイルリンクは凱旋門賞に実績を残す3歳馬。デビューが遅く、仏ダービーには間に合わなかったが、7月のパリ大賞典を勝ってG1ウイナーの仲間入り。ここへ向けての3歳馬の主要ステップであるニエユ賞を圧倒的な人気で勝ち、3強に次ぐ人気を集めていた。

 ハリケーンランは直線で馬群をさばき切れず致命的なロス。先行したシロッコは早々と失速した。最強のライバルと言われた2頭をけ落としたインパクトに、最後の最後に思わぬ伏兵が待っていた。

[2006年10月2日8時2分 紙面から]

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