実力日本一は誰だ!永井大介かそれとも…
実力日本一を決めるSG第41回日本選手権オートレースは30日、伊勢崎で開幕する。中心になるのは、スピード勝負に強い永井大介(32=船橋)だ。地元の高橋貢は優勝すれば、史上最多の150V、片平巧に並ぶSG15Vとなる。田中茂は連覇を目指し、SG13連続優出中の有吉辰也は自身の記録更新に懸ける。
スピードは負けない!大きな走りで独走も
永井大介は4月の飯塚SGオールスターオート以来、記念Vがない。それでも、近況は決して悪くない。普通開催で着実に優勝を重ね、今年の優勝は7回。2位高橋貢と浦田信輔の5回と比べ、安定感は際立っている。2節前、川口のSGオートレースGP優勝戦は7着。0メートルオープンの8枠からスタートを切れなかったのが敗因。直前のG1船橋オート祭は、準決3着と優出を逃した。だが、時計的には試走3秒30、上がり3秒38と及第点のシリーズだった。
整備は2節前に下周りのパーツを交換。前節はリング交換してオーバーホールを行った。「先が良くなり、開けた時にビュッと進んでいく」。2日目終了時に予定していた大整備の回避を決めた。仕上げには好感触を得ている。あとはイメージ通りの走りが出来るように調整で合わせていく。
伊勢崎はコースを改修して2節目。新走路は、タイヤの食い付きが良くて滑らない。エンジンの優劣が勝敗を左右する。湿走路はともかく、良走路はスピード決着が濃厚。そこで浮上するのが永井だ。速攻で序盤に展開をつくり、大きな走りで独走に持ち込むのが勝ちパターン。スピードタイプの永井は勝機が膨らむ。
悲願のSG初Vは08年伊勢崎のオートレースGP。感慨深いコースに、今年は他の25期と一緒に強い意志で臨む。9月27日、不慮の事故で殉職した同期・永井秀樹さんのホームグラウンド。パーツをやりとりする仲だった永井が、燃えないわけはない。