「バンビターン」浜村美鹿子が電撃引退
競艇関東女子のエース浜村美鹿子(36=東京)が17日、電撃引退を発表した。今後は児童福祉関係の大学に来月入学し、児童福祉の道で第2の人生を歩む。
突然の引退発表だった。浜村は7日に下関競艇場で行われたG1女子王座決定戦の優勝戦に進出。最下位6着に終わったが、その実力が女子トップクラスであることを示したばかりだった。浜村引退の報は、SG総理大臣杯初日を迎えた平和島競艇場の選手仲間にも衝撃を走らせた。下関で一緒に戦った1期下で76期の横西奏恵は「ショックです。ちょっと言葉が出ない。全然、知らなかった。女子王座が終わって、『総理杯頑張って』とメールをもらったばかり。人間的にも尊敬していました。芯の強い浜村さんらしい辞め方ですね」と涙ぐみながら話した。
94年にデビューした浜村は、00年からA1に定着。名前の美鹿子から名付けられたスピードあふれる「バンビターン」は、男子選手を脅かし、関東女子を代表する選手に成長した。01年には地元多摩川の女子王座決定戦でG1初優出し準優勝。同年の浜名湖笹川賞をはじめ、SGも8度出場している。昨年は女子最高の3105万6600円を稼ぎだし優秀女子選手に選出され、日刊スポーツ競艇3賞の敢闘賞も受賞した。
浜村の話 8年前のフライング休み中、児童養護施設のボランティア活動で福祉の世界へ興味が芽生え、選手生活を続けていく一方、本格的に学びたいという気持ちが強まりました。競艇選手として15年間、思い残すことがないくらいにやりきったと思っています。本当にありがとうございました。
◆浜村美鹿子(はまむら・みかこ)1973年(昭48)9月18日、東京都生まれ。94年、競艇75期生として登録。翌95年3月、平和島で初勝利。初優勝は00年3月の多摩川。01年多摩川と10年下関のG1女子王座決定戦に優出。通算862勝、124優出、優勝16回。163センチ、47キロ。血液型O。独身。
[2010年3月18日8時21分 紙面から]
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