坪井執念の大逆転V/競艇
<競艇:MB大賞>◇最終日◇16日◇G1=津競艇場
坪井康晴(31=静岡)が大逆転でVを強奪した。大嶋一也がインを奪う構えを見せたが、坪井がインを死守。1マークでは大外から伸びた阿波勝哉を制して坪井が先マイしたが、ターンがやや流れて、4カドからまくり差した山本隆幸の先行を許した。それでも2周1マーク、坪井が執念の差しハンドルで山本を逆転。6月の若松周年に続き今年2度目、通算5度目のG1優勝を飾り、賞金ランクも8位に上げた。
1周2マークを回った時点では、先行する山本が2番手の坪井にセーフティーリードをつけたかと思われた。だが、坪井の気持ちは違っていた。「G1の優勝戦は何が起こるか分からない。だから、全然あきらめてなかったです」。その言葉通り、2周1マークは山本が大事に回ったところを全速の差しハンドル。そして、バックで伸び切って2周2マークを先取りし、勝負を決めた。
前節の丸亀周年の反省を素早く生かしたG1奪取劇だった。丸亀では「今年一番の仕上がり」と言うほどの強力足で1号艇の坪井だったが、重成一人に2コースからのツケマイを食らって敗退。「重成選手のツケマイというのも、1割ぐらい頭に入れておけば対処できたかもしれない」と反省したという。
今回の優勝戦は、それこそ進入からさまざまなパターンを頭に入れておかなければならない組み合わせ。「もしインが取れなくても、センターからでも戦えるように」とスタートの練習も、ペラも万全の態勢を整えたことが功を奏した。
この優勝で、坪井は賞金ランク8位に浮上。21日からはSGの若松オーシャンCが控えているが「優勝目指して頑張ります」とV宣言で締めくくった。
[2009年7月17日10時17分 紙面から]
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