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盾の伏兵モナーク迫力の11秒8/天皇賞

鋭く伸びたアドマイヤモナーク
鋭く伸びたアドマイヤモナーク

<天皇賞:追い切り>

 アドマイヤモナークが、最終追い切りでタフネスぶりをアピールした。高田騎手(レースは安藤勝)を背にしたDウッドコースでの併せ馬は、ラスト1ハロン11秒8の切れ味を発揮。内のムーンシンフォニー(3歳未勝利)は格下とはいえ、1馬身半の先着は圧倒的な迫力だった。「いい形の併せ馬ができたし、動きも良かった。集中していたね」。松田博師をして調教名人と言わしめる高田は終始、興奮気味だった。

 日ごろの乗り込み量には絶対の自信がある。普通キャンターでも15~16秒のラップを刻んでしまうような性格。前日も持って行かれ気味の時計になってしまったほどだ。しかし、そんな日々の積み重ねが、長丁場で生きるスタミナを培ってきた。高田は「オープンの中でもスタミナは上位」と断言する。3000メートル以上で【1 1 2 3】という安定感は見逃せない。

 天皇賞(春)は3度目の挑戦。過去は(14)(9)でも、昨秋以降の充実度なら、どのライバルにも引けは取らない。「以前に比べて走る気持ちが出ている」。普段は辛口な松田博師も、目下の充実ぶりには目を細める。過去最高の出来で臨む春の盾。最大の伏兵は、この馬かもしれない。【鈴木良一】

 [2008年5月2日8時2分 紙面から]


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