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池添、斜行Vに後味悪く/オークス

トールポピー(中央)は内に切れ込みレジネッタなどの進路を妨害した
トールポピー(中央)は内に切れ込みレジネッタなどの進路を妨害した

<オークス>◇25日=東京◇G1◇芝2400メートル◇3歳牝◇出走18頭

 単勝4番人気のトールポピー(牝3、栗東・角居)が、2歳女王として11年ぶりの頂点に立った。ただ、直線で内側に斜行し、レジネッタなど4頭の走行を妨害。着順の変更には至らなかったが、池添謙一騎手(28)は2日間の騎乗停止処分を科せられ、晴れの大一番に後味の悪さを残してしまった。

 何とも後味の悪い決着となってしまった。長い審議の末に1着を確定させたトールポピーだが、レース終了後、騎乗した池添騎手には「最後の直線コースで内側に斜行したことについて」として、5月31日から6月1日まで2日間の騎乗停止処分が科せられた。

 1着に確定したにもかかわらず、騎手が騎乗停止処分になった。ファンならずとも疑問が残る裁定だ。

 トールポピーは残り400メートルすぎから続けた内斜行により、オディール、レジネッタ、ソーマジック、マイネレーツェルと合計4頭の走行を妨害した。その行為について、小林善一郎審判部長は「4頭に影響を与えたが、個々の馬の被害具合は着順を変更するまでは至らないものだった」と説明する。これは3人の裁決委員が全員一致した見解だったという。

 池添に重い処分が下ったのは、左に斜行し続ける馬に右ステッキを連打した騎乗が悪質と判断されたから。「継続的に大きく内斜していた。危険な騎乗」(小林審判部長)。着順変更を伴わない騎乗停止処分は、05年8月20日の新潟8R(フクノファイン=1着、田中剛騎手=外斜行で2日間の騎乗停止)以来。同部長は「走行妨害は被害の度合いの問題。制裁は動きの問題」と説明している。

 [2008年5月26日8時28分 紙面から]


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