53キロ恵まれたダイバー/ラジオNIKKEI賞
<岡山俊明この一手:ラジオNIKKEI賞>
ラジオNIKKEI賞は06年からハンデ戦。過去2年も54キロ以下の馬が連対している。岡山俊明「この一手」は53キロダイバーシティに期待した。未勝利、500万下を連勝中。馬の勢いに加え、函館参戦中の横山典騎手が、この馬のために福島遠征を決めたほど、素質にほれ込んでいる。大外は不利だが、外差しの決まる馬場なら無傷の3連勝があっていい。
ラジオNIKKEI賞がハンデ戦になって2年しかたっていないが、重ハンデ馬苦戦の傾向がうかがえる。55キロ以上を背負った馬(=実績上位馬)の成績は【0 0 1 6】。成長著しい今の時期の3歳馬は、実績よりも上昇度を重視したい。
ダイバーシティの無傷3連勝に期待した。除外の可能性もあったが、抽選(17分の10)を突破。毎年函館に滞在して福島で騎乗することはほとんどない横山典騎手が、この馬のために駆けつける。同日の函館スプリントSを捨て、早くから福島参戦を決めていた。似たような状況は05年にもあった。その時はコンラッドで見事に出稼ぎV。二匹目のどじょうを狙ってみよう。
2勝目の内容が濃い。レースの上がりが11秒2-11秒7-11秒7と速く、先行馬有利の展開。実際に2~4着は、道中3番手までの馬で占められた。その中で唯一追い込んだのがダイバーシティ。4角最後方から、次元の違う脚で差し切ってしまった。53キロはいかにも恵まれた印象を受ける。
「東京の荒れた芝にも対応できたから、福島も問題ない。姉のブリガドーン(フローラS3着)は神経質なところがあったが、この馬はすごく落ち着いている」と小西師。3週目の芝は内が傷み、外差しが決まってきた。馬群もばらける。持ち前の末脚がきっと生きるはずだ。馬単(16)=(1)、(16)=(2)、(16)(9)、(16)(4)、(16)(6)、(16)(10)、(16)(11)。
[2008年7月6日6時47分 紙面から]
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