アプリコット取りこぼさない/クイーンC
<高木一成の読み切った:クイーンC>
東京7日目のメーンは桜花賞を目指す3歳牝馬によるクイーンC(G3)。「読み切った」高木一成はフェアリーS(G3)2着のアプリコットフィズで勝負。フェブラリーSの資金を稼ぎましょう。
新馬戦圧勝の東京1600メートルでアプリコットフィズが重賞初タイトルを手にする。今回も出走している角居厩舎の評判馬テイラーバートンと人気を分け合った前走のフェアリーSだが、ともに中山マイルでは不利な外枠の影響が少なくなかった。特にアプリコットは、カホマックスが大逃げを打つ展開を、外々を回って自分から追い上げる形でゴール前はいったん先頭。相当長く脚を使っており、結果差されたのは展開のあや。強い内容だった。
その後も厩舎で順調に調整され、今週は古馬を突き放す絶好の動きを見せた。キャリア2戦目で重賞挑戦した前走と比べれば、今回は馬にも余裕があるはずだ。忙しい競馬をした後だけに行きたがる面を出すと嫌だが、今回も早めに後ろを引き離したいカホマックスがいるだけに超スローになる心配はなさそう。最近のこのレースの勝ち時計は速い時で1分34秒台半ば。時計的にも、最後は楽をさせた新馬戦ぐらい走れば足りるとなれば、ここで取りこぼすことはないはず。前走は落馬負傷で乗れなかった蛯名騎手が、きっちり決める。
関東輸送が2度続くテイラーバートンは☆にしておき、対抗はギンザボナンザ。牡馬相手に連勝しているように潜在能力は相当高い。ひいらぎ賞は好位で競馬したが、東京では新馬、未勝利と34秒1の切れ味を発揮した。うまく脚をためていければ差し切りのチャンスは十分だ。小差での2着が続いたブルーミングアレーも、そろそろ賞金を加算しておきたいところ。2走前のエリカ賞で首差敗れたエイシンフラッシュは次走で京成杯を制しており、この馬も重賞級の力がある。馬単(9)=(15)、(9)=(5)、(9)(1)、(9)(4)、(9)(6)、(9)(16)。
[2010年2月20日7時41分 紙面から]
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