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左ムチ1発ヴィータ先着/小倉記念

- 坂路でツルマルヨカニセ(左)と併せて追い切られたヴィータローザ
<小倉記念:追い切り>
小倉記念(G3、芝2000メートル、29日=小倉)で昨年2着の古豪ヴィータローザ(牡7、栗東・橋口)が26日、坂路追い切りでスムーズな動きを見せた。僚馬ツルマルヨカニセ(古馬オープン)と併走。ゴール前で左ムチを受けると頭差前へ出た。体調の変動が少ないタイプで、今回も好調を維持している。
早朝5時15分の栗東坂路で栗毛が2頭並んだ。橋口厩舎の同級生、ヴィータローザとツルマルヨカニセ。勢い、手応えともほぼ互角だが、上村騎手の左ステッキを受けたヴィータが、最後に頭差だけ前に出た。
「今日も動きはスムーズ。体調の変動があまり大きくないタイプだが、今回も好調を維持している」。いつもと変わらぬヴィータに上村は満足げだった。
橋口弘次郎師(61)は、今回の小倉記念を「すごく勝ちたい」と言う。宮崎県出身の同師にとって、もともと“準地元”の小倉記念は特別なレースだが、リベンジも目的の1つだ。
昨年の小倉記念。ヴィータローザはラスト100メートルで先頭に立ったが、重量が2・5キロ軽いスウィフトカレントに内をすくわれ2着に敗れた。「あれはハンデ差がこたえた」。事実、次走の新潟記念ではヴィータ3着、スウィフト4着と逆転。「1年前が力負けとは思っていない」と師は言い切る。
今年も宿敵が参戦してきたが、ハンデは昨年と逆転し、ヴィータの方が1キロ軽い。「前走の七夕賞(4着)は外を回りすぎた。今回もうまく乗った馬が勝つだろう。それだけに上村にかかっている」と主戦にハッパをかける。
橋口師にとっては小倉記念3勝目、ヴィータは4度目の重賞制覇がかかる。「何とか勝ちたい」。98年スワンSのロイヤルスズカ以来9年ぶりの重賞制覇を目指す上村も、もちろん勝利を熱望している。【岡本光男】
[2007年7月27日8時22分 紙面から]
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