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夏になっても勝春、関東リーディング独走
田中勝春騎手(36)の勢いが止まらない。先週は土曜メーンの日本海Sを5番人気ゴールデンメインで勝つなど、土日で3勝の固め打ち。今年の勝ち星を73勝まで伸ばし、2位横山典に7勝差をつけた。今週も北陸Sのトウショウギアなど手駒がそろっており、初の関東リーディングへ独走態勢を固める腹づもりだ。
今年は正月の中山金杯をシャドウゲイトで勝ち、皐月賞のヴィクトリーで15年ぶりのG1制覇。そして海外G1まで手中に。田中勝は「好調の秘密? 自然体で乗っていることかな」といって笑う。もちろん、勝利に対する貪欲(どんよく)な気持ちはうせていない。「焦ることはあるし、人気を背負った時に、勝たなきゃという使命感にかられることもある」。だが、競馬では勝ちたいという欲望を抑え、極力自然体で乗るように心がけている。皐月賞のヴィクトリーが好例だ。掛かった時に無理して抑えず、馬の気持ちに任せたことが好結果を生んだ。北陸Sのトウショウギアも気難しいタイプ。「以前に比べたら丸くなったけど、あの馬には逆らえない。逆らったら終わり」。自然体でVを狙う。
今夏の新潟ではすでに8勝をマーク。心技体ともに充実しているが「満足はしていない」と言う。「馬券だって熱くなっちゃだめでしょ? 自然体が一番。暑いのは夏だけでいいよ」。今週もカツハルから目が離せない。【山本幸史】
[2007年7月27日8時24分 紙面から]
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