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スクリーン51キロで一発狙う/新潟記念

力強い動きで追い切られたスクリーンヒーロー
力強い動きで追い切られたスクリーンヒーロー

 開催が決まって新潟記念(G3、芝2000メートル、26日=新潟)出走馬もひと安心だ。スクリーンヒーロー(牡3、矢野進)は祖母ダイナアクトレス譲りの勝負根性が持ち味。51キロの軽ハンデを生かして重賞初制覇を狙う。

 水曜朝に追い切りを終えた馬の関係者は、開催の決定が出るまでやきもきして待つしかなかったが、夕方になって朗報がもたらされた。スクリーンヒーローの矢野進師も肩の荷を下ろした。

 22日の動きは、お世辞にも見栄えはしなかった。ウッドコースで他厩舎の未勝利馬と併せ馬。2馬身先行して直線で最内に潜り込んだが、手応えは格下馬の方が断然良く、半馬身遅れてゴールした。時計は69秒1、ラスト38秒1-12秒8(強め)。矢野進師は「けいこはいつも動かないね。相手に遊ばれていた」と苦笑い。この動きにだまされてはいけない。調教で走らなくても、レースに行けばきっちり能力を出す。スプリングS5着、ラジオNIKKEI賞2着と、重賞でも善戦してきた。

 「実戦向きの勝負根性はダイナアクトレスと似ている。あの馬もけいこではあまり動かなかった。前走にしても、内の悪い部分を伸びてきたからね」。祖母ダイナアクトレスは、重賞を5勝した名牝。矢野進厩舎の黄金時代を支えた馬で、定年を来年に控えるトレーナーの思い入れも深い。

 ハンデは51キロと恵まれた。トップと7キロ差は大きい。「予想より1、2キロ軽かった。古馬相手で楽ではないし、時計の速い馬場にどこまで対処できるか心配な面もあるが、ここでいい競馬ができれば先が楽しみになる」。

 過去42回の歴史で3歳馬の勝利は83年アップセッター以来途絶えている。若馬には鬼門の重賞だが、名門厩舎のエースが一発決める可能性は決して低くない。【岡山俊明】

[2007年8月23日8時41分 紙面から]

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