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パワー型ホクシン中心/UHB賞

<松末守司の万券王子:札幌11R>

 台風9号の影響で、前日8日の札幌競馬は重馬場で始まった。芝コースはかなり水分を含み、先週とは違って力のいる馬場になった。今日9日も、たとえ良馬場発表でも芝コースは引き続きパワーが要求される。狙いは芝、ダート兼用タイプ。メイショウホクシンで勝負する。

 通算3勝(地方2勝)はすべてダートで挙げたものだが、初芝だった2走前のマラヤンRATでは先行勢を見ながら中団で脚をため、直線では11番手から大外一気に脚を伸ばして0秒1差2着。当時が重馬場だったように、パワーが要求され時計のかかる芝なら、現級でも十分戦えることを証明した。前走の水無月特別13着で評価は下げたが、スタートで後手を踏み、道中は掛かり通しとチグハグな競馬だっただけに、見限るのは早計。増本師は「前走の敗因ははっきりしている。芝でも走れる」と話す。

 有力馬に逃げ、先行型がそろったのも、好走した2走前と酷似している。その2走前は、重馬場にもかかわらず前半3ハロン33秒9のハイペースだった。今回も右にもたれるというタカラタロウがラチを頼りに行く構えを見せれば、先行型のオリオンザドンペリも積極的に行くはず。さらにシルクヒュージ、ポートジェネラルあたりが絡んでくればハイペース必至で、トレーナーが望む「前崩れの展開」になる。

 最終追い切りでは遅れたものの、前々走が6カ月半ぶりの実戦だったことから、気で走るタイプでまったく問題はない。今夏、新潟記念でユメノシルシ、先週の新潟2歳Sではエフティマイアと、フジキセキ産駒が大暴れしており、血の勢いにも注目。激走条件はそろった。馬単(5)=(8)、(5)=(7)、(5)(11)、(5)(2)、(5)(4)、(5)(9)。

 ◆札幌10R 滞在競馬が吉と出たワンダーカジが面白い。テンションが高く結果が出ないレースが続いたが、前走の北洋特別では中団の最内から伸びて0秒4差4着。折り合いを考えれば距離短縮はプラス。すっかり落ち着いている中間の雰囲気から、前進は十分ある。馬単(1)=(4)、(1)=(10)、(1)(2)、(1)(5)、(1)(6)、(1)(7)。

[2007年9月9日10時50分 紙面から]

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