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ホウオー前哨戦から全力投球/神戸新聞杯

神戸新聞杯から始動するフサイチホウオー
神戸新聞杯から始動するフサイチホウオー

 菊花賞トライアルの神戸新聞杯(G2、芝2400メートル、3着まで優先出走権)が23日、阪神競馬場で行われる。皐月賞馬ヴィクトリーなど豪華メンバーがそろうが、仕上がりの良さで上回るのはダービー1番人気のフサイチホウオー(牡3、栗東・松田国)。クラシック無冠に終わった春の無念を晴らすべく、前哨戦から全力投球の構えだ。

 フサイチホウオーが春の雪辱へ向け始動する。デビュー4連勝で挑んだクラシックは無冠に終わった。皐月賞は3着。圧倒的1番人気に推されたダービーは、いれ込みがひどく、折り合いを欠いて7着に沈んだ。末脚の破壊力は世代最強と言われながらも、精神面のもろさを露呈。この経験を糧として、再び連勝街道を突き進みたいところだ。

 この一戦に関しては、ホウオーに大きなアドバンテージがある。馬インフルエンザ問題で大半の有力馬の帰厩が9月上旬までずれ込んだ中、ホウオーは7月上旬から栗東で調整を進めている。12日の1週前追いでは、坂路で4ハロン52秒5-12秒6をマーク。3週連続で追い切りにまたがる安藤勝己騎手(47)は「順調にきている。春より跳びが大きくなって、体が沈むようになった」と、スケールアップを実感している。

 菊花賞か、天皇賞(秋)か。神戸新聞杯は秋の路線を決める上で重要なレースになる。松田国師は「目標にする大レースは神戸新聞杯の結果次第。とにかく、ここまでは手抜かりなくやってこれた」と、無事に夏場を越した愛馬に好感触をつかんでいる。厩舎2枚看板の1頭、ダイワスカーレットはローズSを快勝。2週連続の重賞制覇へ向け態勢は整った。力強さを増したホウオーが、飛躍の時を今や遅しと待っている。【中西典章】

[2007年9月18日8時45分 紙面から]

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