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ホウオー歯がゆさも成長/神戸新聞杯

- 安藤勝騎手を背に追い切られたフサイチホウオー
<神戸新聞杯:追い切り>
春の無念から4カ月。悲願の戴冠へ、フサイチホウオー(牡3、栗東・松田国)が序曲を奏でる。安藤勝騎手を背に坂路で追われ51秒4-12秒8。併走のダイワチャーム(3歳500万)に闘争本能をうながされると首差先着した。
安藤勝は「跳びが大きくなった分だろうね。乗っている感じよりも時計が出ていた」と成長を認めながら依然として子供っぽい一面が解消されていない、もどかしさも感じていた。
今年2月の共同通信杯まで、無傷で出世街道を駆け上がってきた。しかし、前走のダービーでは1番人気に応えられず、テンションが上がり過ぎて7着。調教では併走馬と並んでから抜こうとしないケースが目立った。歯がゆい動きに苦笑いを浮かべる同騎手だが、むしろ距離延長はホウオーの個性が生きると判断した。
「並んでから一気にかわしそうな雰囲気はあるんだけどなあ…。まあ、切れるタイプじゃないしね。負けはしたけど皐月賞(3着)のような展開がいいような気がする。今回は皐月賞より距離は長くなるし、この馬には向いているんじゃないかな」と話す。松田国師も、厳しいシチュエーションで鍛え上げた夏の調整に自信を見せた。「ダービーは、どの角度から見ても勝てる自信があったんですけどね。レース前からイレ込みがひどくて、外枠から展開にもツキがなかった。中間は力まずに追い込むことを徹底させました」。
先週のローズSは僚馬ダイワスカーレットが貫録の逃げ切りV。同厩舎、同騎手で挑むホウオーもダイワに続きたい。菊本番で大輪を咲かせるために、ぶざまな敗北はしない、させない、許されない。【鎌田優】
[2007年9月21日8時43分 紙面から]
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