バヒド・ハリルホジッチ監督(62)の日本代表(FIFAランク53位)初采配となる国際親善試合チュニジア(同25位)戦が今日27日、大分銀行ドームで行われる。

 FW本田圭佑(28=ACミラン)、MF香川真司(26=ドルトムント)に、試練の戦いが幕を開ける。26日の練習後、香川は「ポジションを勝ち取るプレーをし続けられるように、全員で準備して監督の要求に応えられるようにしたい」と短く答え、取材ゾーンを通った。前体制まで主力だった2人にとっても安住の地はない。いよいよ始まる新体制初陣のチュニジア戦からアピールしていく。

 25日の夜には海外でプレーする欧州組がハリルホジッチ監督に集められて、ミーティングが行われた。その場では「クラブでポジションを勝ち取っていけるようにしてほしい」とはっきりと通達。欧州クラブとはいえポジションの確保を、代表招集の第1条件として掲げられた。ミランで2月22日のチェゼーナ戦から3戦連続で先発から外れ、クラブで絶対的な存在とは言えない本田でさえも1つのハードルを課せられた。

 そのためにもインパクトを残して、この初陣を終える。「このチームで長くやっているし、求められているものは大きい。チームが勝てるようにやっていきたい」と、香川は主力のプライドをのぞかせる。新体制初ゴールを決めた選手は、直後のW杯メンバーに必ず選ばれる好データがある。ここまでけん引してきた2人が、まずは新指揮官のもと結果を残し、初陣を飾る。