U-22(22歳以下)日本代表は、同ベトナム代表に2-0で勝利し、2連勝とした。

 前半43分、ペナルティエリア内で中央から左に流れてドリブルしたMF中島翔哉(20=東京)が、FW南野拓実(20=ザルツブルク)に当たってこぼれたボールを拾い、左足で決めて先制。さらに後半ロスタイムには右足で追加点を挙げ、勝利を決定付けた。

 手倉森誠監督(47)は「勝ちは勝ちなので。点を取れないなら、取らせるなと言っていた。こういう試合になると予測はしていた。選手は、大量得点が生まれないなりに、コントロール力を見せてくれた」と話した。2得点と活躍した中島については「しんどいときに点をとってくれた」と褒めていた。

 中島は「(2点目は)みんなが必死に守ってくれたので、最後にとれて良かったです」と振り返った。31日に控えるマレーシア戦に向けて「1試合1試合が大事なので、しっかり準備をして自分たちの戦いをしたい」と意気込んだ。