日本代表がシリアを3-0で下し、E組首位に浮上した。前半は、相手の速いプレスに苦しみ、パスミスが連発。ルーズボールも拾えず重苦しい展開になり0-0で折り返す。後半から徐々にパスが回り出し日本がペースを取り戻した。

 試合が動いたのは後半10分。MF長谷部のロングパスに抜けだしたFW岡崎がエリア内で倒されPKを獲得。キッカーに名乗りを上げたFW本田が左隅に蹴りこみ先制した。同25分には、MF香川が左サイドをえぐり、2人をかわしてグラウンダークロスを送ると、FW岡崎がしっかりネットを揺らし追加点。同43分には途中出場のFW宇佐美が本田からのパスを押し込み試合を決めた。岡崎は「前半は相手も良くてタフな試合になった。ペースを乱さないで0で抑えたことが良かった」と振り返り、自身の得点シーンに「(香川)真司が単独で突破した。半分は真司の得点」と香川に感謝していた。