なでしこジャパン高倉麻子新監督就任の発表を受けて27日、日テレの選手たちが気持ちを新たにした。

 東京・稲城市内のクラブハウスで取材に応じ、主将のDF岩清水梓(29)は「一選手として監督も変わったし、これから頑張っていきたい」と意気込んだ。DFの有吉佐織(28)も「スタートラインは一緒なので、また選ばれることがあれば新しい監督に要求されても全力でやりたい」と話した。

 また、高倉チルドレンでU-20(20歳以下)女子代表DF清水梨紗(19)は新監督について「私生活は優しくて面白い。サッカーは分からないことを高い目線では無く、同じ目線で教えてくれる」。4月19日にU-20日本女子代表候補として参加した際は明徳義塾と練習試合を行い0-6で敗戦。「選手も悔しいけど、高倉監督が一番悔しがってた。『何もできなかった。悔しかった』と口に出して言ってた」と明かす。

 清水は11月から始まるU-20女子W杯での優勝を目指しており「代表にここから入っていってほしいとU-19、20の時からずっと言われている。ちょっとは知ってくれているのでここからが勝負」と気合を入れた。