U-23(23歳以下)日本代表は、イングランドに0-1で敗れ、1勝3敗の勝ち点3で大会を終えた。

 前半14分にDF三丸拡(22=鳥栖)がペナルティーエリア内で相手選手を倒してPKを与え、先制を許した。FWオナイウ阿道(20=千葉)、MF南野拓実(21=ザルツブルク)らがシュートを放つも、同点には至らなかった。

 試合前にはDF三浦弦太(21=清水)が負傷のため欠場し、守備的MFが本職の喜田拓也(21=横浜)が急きょセンターバックを務めた。喜田は「普段はあまりやらないポジションだけど関係ない。勝ちきれなかったことが悔しい。PK1本というところが、なおさら悔しい。何個もポジションができるというのは、自分の強みになると思う」。DF植田直通(21=鹿島)も「DFとしては全試合失点しているし、これくらいのチームには勝たなきゃいけない。こんなんじゃ五輪では戦えないと思う」と厳しい表情を見せた。