W杯ロシア大会アジア最終予選、B組首位のサウジアラビア戦を翌日に控えた日本代表が14日、会場の埼玉スタジアムで公式練習を行った。公開された冒頭15分では、1トップで先発する可能性があるFW大迫勇也(26=ケルン)らがランニング、ウオーミングアップ、スプリントなどで最終調整を行った。

 1年5カ月ぶりに招集された大迫は、11日の国際親善試合オマーン戦で2得点。不動の存在だったFW岡崎慎司(30=レスター)を脅かす実力を証明し、サウジアラビアとの大一番へ「いい準備、できてますよ。いい練習ができたし、モチベーションも高い」と気持ちを高ぶらせた。

 今季、公式戦11試合に出場するケルンでは2トップの一角としてブレーク中だが、代表では1トップ。「ボールをもらうことが一番の仕事。中盤にはゲームを作れる選手が多いので、自分はゴール前で貪欲にシュートを狙いたい」と意気込んだ。

 中東の屈強な選手とのマッチアップが予想されるが「球際で激しく来ると思うけど、ドイツでは常に戦っている。そこを代表でも出せれば」と言い切った。