日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(65)が3日、自宅のあるフランス・リールの施設で会見した。
10日のブラジル戦に向け、地元メディア向けの会見は、地元クラブのリールを率いた同監督にとって“凱旋(がいせん)会見”。午前10時過ぎに会場入り。
会見の第一声は「オハヨウゴザイマス!」。日本語で第一声を放ち、その後はフランス語でいつもの長めのトーク。あいさつは「アリガトウゴザイマス」で締められ、そこからフランス語の質疑応答になった。
地元ではその手腕もあり、英雄視されており、かつて率いたリール時代の思い出話に花が咲いた。
「この街にはいいイメージしかない。ここで過ごした4年間は、人生で2度と味わうことのできない、人と人との深いつながりがあった」などと話し、少し感傷的になった。
ただ、負けず嫌いの指揮官は、強豪ブラジルとの大一番に向け「難しい試合だが最大限の力を発揮できるように」と気合十分だった。
欧州の各国リーグや、日本のルヴァン杯決勝、Jリーグを終え、選手がリールにやって来る5日にチーム練習を開始する。