2大会ぶり5度目の優勝を狙う森保一監督が率いる日本代表（FIFAランク50位）は、オマーン（同82位）を下し決勝トーナメント進出を決めた。

前半28分にMF原口元気（27＝ハノーバー）が自ら獲得したPKを落ち着いて決めて先制、DF陣も1点を守り抜いた。

日本は、負傷を抱える初戦2得点のFW大迫勇也（28＝ブレーメン）に代えて22歳の北川航也（清水エスパルス）をワントップに起用。またセンターバックを槙野智章（31＝浦和レッズ）から冨安健洋（20＝シントトロイデン）に、ボランチを冨安から遠藤航（25＝シントトロイデン）に代えるなど、第1戦から計3枚を変更して臨んだ。

前半2分にMF原口元気（27＝ハノーバー）、同7分と12分にはMF南野拓実（23＝ザルツブルク）が立て続けにシュートを放つなど、日本は序盤から積極的にオマーンゴールを脅かした。同20分にはカウンターからヒヤリとする場面を作られるも、オマーンMF　Mu・ガサニの放ったシュートはポストわずか左にそれ、なんとかピンチを切り抜けた。

前半26分、MF南野の放ったシュートのこぼれ球に詰めていたMF原口がエリア内で倒されてPKを獲得。これを原口が自ら左に決めて、同28分先制。前半終了間際には再び危ない場面も作られたが何とか無失点にしのいだ。