サッカー日本代表の岡田武史監督は10日、30選手程度を招集して能力を試す予定だった4月21~23日の合宿の狙いを変更し、人数を絞って戦術の徹底を図る考えを明らかにした。

 岡田監督は低調な内容で敗れたW杯アジア3次予選のバーレーン戦を引き合いに出し「バーレーン戦のようになる危険性があるチーム。そういうことがないようにしたい」と話した。23日にアジア・チャンピオンズリーグに臨む鹿島、G大阪勢を除く23~25人を招集する。

 5月24、27日のキリンカップに備える代表合宿は5月19日から実施する見通し。同監督は中村俊輔(セルティック)を選んだ場合、リーグ最終戦後の同21日から合流させる意向を示した。