日本代表の岡田武史監督は29日、オマーン、タイと対戦するW杯アジア3次予選3試合のメンバーから不振のFW高原直泰(浦和)を除外することを明らかにした。高原は日本代表チームに同行せず、所属の浦和で調整する。

 W杯予選に向けた日本代表メンバーは28日に発表され、高原も含まれていたが、岡田監督は「代表では練習も少なくなるので、クラブでコンディションを戻した方がいい」と判断。高原とも話し合って除外を決めた。

 今季、フランクフルトから浦和に移籍した高原はリーグ戦でも2得点と不振が続き、キリン杯でも途中出場1試合にとどまった。岡田監督は「本人が自分のコンディションに自信が持てた時に戻ってほしい。忍耐強く待つ」と話している。追加招集はしない方針。