アビスパ福岡FW佐藤凌我(25)が、長期離脱からの復帰後初ゴールで、今季初めて3得点を決めたチームに勢いをもたらした。

前半19分、空中戦のこぼれ球をFWシャハブ・ザヘディ(28)が運んでグラウンダーのラストパス送ると、これを中央に走り込んだ佐藤が右足で流し込んだ。昨年9月に負傷した試合以来となるゴールに佐藤は「(第10節)東京V戦でああいう横パスを当てられなかった場合もあったので少し緊張したけど、本当に優しいパスだったので、落ち着いて決められた。ポジション的にもゴールは欲しかった。1つここで取れたのは大きい」と笑顔を見せた。

左ひざ前十字靱帯(じんたい)損傷と左ひざ外側半月板損傷による全治8カ月の大けがから復帰して3戦目。2試合目の先発で、今季初のフル出場を果たした試合に、長谷部茂利監督(53)は「ゴールは非常に良かった。ある意味“復帰”というところ」と評価した。

それでもここで満足するつもりはみじんもない。佐藤は「試合全体振り返ってみると、自分のプレーはまだまだというか、全然。ゴール以外は全くもっていい仕事ができていなかった」反省。長谷部監督からはハーフタイムに「試合始まって5~10分でもう少しチーム引っ張らないとダメだよ」と話をされ、試合後にも「攻守にスイッチを入れる、ボールを引き出すことはシャドーの選手には求めていきたいし、もっともっと高いレベルでプレーしてもらいたい」と求められた。

“復帰弾”はあくまで通過点。佐藤は「もっともっとチームにいいアクセントを加えられように頑張っていきたい」とさらなる貢献度アップを誓った。【永田淳】

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