アジア杯最終予選で、日本代表は28日午後6時15分(日本時間29日午前0時15分)から、マナマでバーレーン代表と対戦する。27日は試合会場で大半を非公開として公式練習を行った。敵地に来てシュート練習など攻めに時間を割いてきただけに、攻撃陣の奮起が期待される。

 26日は首痛のため別メニューで調整していたFW玉田圭司(28=名古屋)は、この日は全体練習に加わり「首に違和感はなかった」と大丈夫な様子。20日のイエメン戦は昨季の疲労を考慮されて招集されなかったが、代表戦は出場3試合連続ゴール中で「得点を狙う」と力強く誓った。

 イエメン戦で日本は27本のシュートを放ちながら、わずか2得点と物足りなかった。ゴール前に人数を掛けて得点を奪う、国内合宿から重点を置いてきた攻撃の連係を次こそは十分に見せられるか。トップ下での起用が有力なFW田中は「相手は個人がしっかりした守備をしてくるが、組織的に攻めれば崩せる」と自信をのぞかせている。