日本代表MF香川真司(21=ドルトムント)が飛躍の1年を「成長」と振り返った。31日は大阪府内での日本代表合宿最終日。強風のため約1時間のフィジカルトレーニングだけで終了し「すごいハードな日程で、いいトレーニングができた」と、来年1月7日開幕のアジア杯(カタール)へ向け、充実の表情を見せた。

 2010年は6月のW杯にサポートメンバーとして同行し、7月にはC大阪からブンデスリーガの強豪ドルトムントへ移籍。リーグ戦17試合で8得点を挙げる活躍で、リーグ前半戦MVPに選ばれた。「初めて移籍して、すごい精神的にもプレーヤーとしても成長できた。明日、明後日はリフレッシュします」。

 代表は1月2日に再合流。3日は練習後、夜にカタールへ向けて出発する。