来年のロンドン五輪出場を狙うU-22(22歳以下)日本代表は30日、親善試合U-22オーストラリア戦(6月1日)の会場となる新潟・東北電力ビッグスワンスタジアムで約1時間の公式練習を行った。アジア2次予選のクウェート戦(6月19日、23日)まで残り3週間。関塚隆監督(50)は「選手にはU-22の代表として、プライドを持って欲しいと話した」と語った。

 エースのFW永井謙佑(22=名古屋)は、U-22オーストラリア代表ビドマー監督から「危険な選手」と警戒された。試合はA代表のキリン杯ペルー戦の前に行われる。チーム結成後、国内での有料試合は初めてで「ホームでサポーターのいる中で、しっかりと戦いたい。今までアウェーばかりで、応援されたことなかったですから」と笑っていた。