女子W杯ドイツ大会で1次リーグB組第2戦のメキシコ戦(7月1日)を控える日本代表は29日、ケルン市内で11対11の戦術練習などを約2時間行った。

 控え組が仮想メキシコとなり、中盤とDFの計8人が2列に並ぶ守備網を再現。サイドからの突破や速いパス回しからの仕掛けなど、メキシコ攻略への準備を進めた。最後はピッチの4分の1を使い、2対1や3対2のシュート練習を繰り返した。2点を奪った初戦のニュージーランド戦から、さらに決定力を高める狙いが見えた。

 日本は現在、勝ち点3でB組首位。メキシコに勝てば同組2位以上が確定し、準々決勝進出が決まる。