W杯ブラジル大会アジア最終予選で、6月3日の初戦でオマーンと対戦する日本代表は31日、埼玉県内で合宿7日目の練習を行い、非公開で立正大と対戦した練習試合を6-0で大勝した。

 立正大関係者が「やっぱり日本代表は強い」と舌を巻く快勝だったが、本番を控える日本の選手たちからは反省も出た。MF長谷部誠(28=ウォルフスブルク)は「球を出した後に止まった。同じことを本番でやっては相手を崩せない」と厳しい口調だった。

 きつい練習が続き、疲労がたまった選手も多い様子。香川は「重さがチームとしてあった。でも、もう1段階(体調を)上げられる」と話し、宮市も「ちょっと重いけど、これから疲れが取れていい感じになると思う」と前向きだった。