<U-17女子W杯:日本4-1ベネズエラ>◇準決勝◇3月31日◇コスタリカ・リベリア

 準優勝した2010年大会以来、2大会ぶりの決勝進出を目指す日本が、南米王者のベネズエラに4-1で快勝し決勝進出を決めた。

 前半13分にMF長野風花(浦和)の右足ミドルシュートが決まって先制し、同33分には右サイドからのMF杉田妃和(藤枝順心)のFKがファーサイドまで流れたところをDF市瀬菜々(常盤木学園)が右足で流し込み、2-0とリードして前半を折り返した。

 後半に入り7分、左サイドのMF長谷川唯(日テレ)からのワンタッチクロスを中央でFW小林里歌子(常盤木学園)が右足ボレーを鮮やかに決め、3点目をゲットした。

 さらに同18分、杉田が倒されて得たPKを自らが左足でゴール右へ決めて4点リード。同ロスタイムに今大会初失点を喫したが、そのまま逃げきった。

 高倉麻子監督は「難しい試合だったが我慢強く戦った。いい時間帯に点が入った。(決勝では)これまで積み上げたものを全力で出したい」と話した。

 決勝ではイタリアを2-0で退けたスペインと対戦する。