19歳の平成生まれのファンタジスタが岡田監督に一発回答する。4月の代表候補合宿に参加したJ2C大阪のMF香川真司(19)が、平成生まれ初の日本代表に選出された。15日は運転免許取得のため教習所に通う予定をキャンセルし大阪市内で会見。「教習所どころやないなと思った。でも、本当の戦いはこれから」と気を引き締めた。

 J2は中断期間ではなく21日の福岡戦(長居)に出場する見込みで、代表合宿には22日に合流予定。24日のコートジボワール戦(豊田ス)は準備期間が1日しかなく、長時間の出場は難しい。事実上、27日のパラグアイ戦で結果を出さないと6月のW杯予選のメンバーに生き残れない。「俊輔さんとか、松井さんはテレビでしか知らない。見て学びたい」と競演を楽しみにする一方で「自分も子どもたちから目標とされる選手になる」と言い切った。