<女子アジア杯:韓国3-1日本>◇29日◇1次リーグ◇B組◇ベトナム・ホーチミン

 日本女子代表が韓国女子代表に、1-3で同カード7試合ぶりの敗戦を喫した。前半10分にFW永里が先制ゴールを挙げた。だがその後は、試合前の激しいスコールでできた水たまりに、得意のパスサッカーが阻まれ大苦戦。特にDF陣は集中力をそがれ、連係ミスなどで失点を重ねた。後半は3トップにして追撃をはかったが、体を張って守る韓国守備陣にはね返された。佐々木監督は「状況次第で、どうなるか分からない力関係ということ。それに韓国のファイトは、日本を上回っていたと思う。北京五輪に向けて、チームの肥やしにしたい」と話した。(江橋儀典通信員)