日本サッカー協会の犬飼基昭会長(66)は29日、北京五輪での日本の戦いを検証する、同会長主催の会合を週明けに開く考えを明らかにした。既に北京五輪日本代表の戦いが報告書となっているが、これを基に現場スタッフ、技術委員会のメンバー、協会幹部が集結して検証する。「負けました。すいません、ではすまない。ホットなうちに議論して次へ生かす。結果をメディアに公表する義務もある。(次への)具体的な行動計画につなげないと意味がない」と敗因を徹底検証する方針を示した。

 これまでの世界大会でも技術委員会が中心となって検証は行われてきたが、会長主導で大会後1カ月足らずのうちに行うのは初。「W杯の最終予選は8試合が終わってからやる」。ユース、女子などでも大きな大会で実施する方針だ。