なでしこジャパンがモテモテ!

 北京五輪で過去最高の4位となった日本女子代表に招待試合の申し込みが殺到していることが3日、明らかになった。日本協会小倉純二副会長へ入った連絡によると、同五輪金メダルの米国から「ぜひ、招待したい」と今後の予定を照会するメールが届いたという。

 また、10年に独立200周年を迎えるチリの協会からは「10年1月に行う記念イベントにアジアからは日本を招きたい」とのオファーがあるという。同副会長は「五輪で一緒に試合を見た米国協会グラティ会長から、なでしこは高く評価された。米国から招待を受けるなんて今まででは考えられない」。年内は国内リーグで遠征は難しいが「来年で検討したい」と話した。

 親善試合を申し込んでもなかなか実現できなかった米国から招待を受けるなど、前線から最終ラインをコンパクトにし、高い位置から連動してボールを奪って攻撃を仕掛ける戦術が、世界から認められた証明でもある。世界各国の目標にされる中、なでしこの公式戦は10年1月または2月の東アジア選手権まで間隔があく。小倉副会長は「来年は海外からチームを呼んで国内で国際大会をやるのもいい」となでしこ強化プランも明かした。