名古屋ドラガン・ストイコビッチ監督(44)が2018、22年のW杯日本招致アンバサダー(大使)に就任することが14日、分かった。昨年末に招致委員会から要請され快諾。この日までに母国セルビアのメディアも、同監督の談話入りで報じた。1月中に正式発表される見通しだ。

 現役選手、監督として日本サッカーを知り尽くす上、W杯を経験した世界的名手として国際的な知名度も十分の適任者。国際サッカー連盟ブラッター会長や欧州連盟プラティニ会長と個人的に親しい点も大きな武器となりそうだ。両大会の招致には共催を含め10の国と地域が立候補する激戦。開催地が決まる12月2日まで、監督業と並行して招致活動に参加。愛する日本への招致をアピールしていく。