日本代表の快勝に、東京・本郷のJFAハウスも盛り上がった。日本協会の目標はあくまでもベスト4進出だが、同協会には25日朝から激励や感謝の電話が数十件寄せられた。協会幹部はみな南アフリカにいて不在だったものの、国内に残って応援する前会長の川淵三郎キャプテンは「試合を重ねるごとに結束力を高めており、次のチーム一丸となった素晴らしいパフォーマンスを見せてくれると確信している」とコメントした。

 Jリーグも、サッカー界の「追い風」を利用するために、7月17日のリーグ戦再開に向けて代表選手を登場させるなどの企画を急きょ検討。代表で盛り上がったムードを、Jリーグの観客動員へとつなげるための施策を考えている。