なでしこジャパンの報奨金が「大幅アップ」した。日本サッカー協会は3日、浜松市内で理事会を開き、女子W杯を制した女子日本代表の選手1人につき、規定で定められている報奨金150万円に加え、特別報奨金として500万円を支給することを決めた。

 日本協会の報奨金上乗せ決定に、選手たちは驚きを隠せなかった。主将のMF沢穂希(32)は神戸市内で練習後「えっ、本当ですか。そんな金額が一気に入ったことがないので、よくわからない」。MF大野は「まじっすか。今は自転車しか持っていないので、軽自動車を買いたいですね」。FW川澄は「通帳の中で温めておきたい」と話した。