怒らせればこっちのものだ!

 日本が五輪2戦目に対戦するモロッコが28日、トゥーロン国際1次リーグB組でフランスと対戦。ファウルでPKを取られたプレーを機にラフプレーが続出し、4枚のイエローカード、2枚のレッドカードで2人が退場する事態となった。ベンチスタッフが審判に猛抗議して退席処分を食らう場面もあり、ピム監督は「時々アグレッシブになりすぎる」と弱点を認めた。これには、期間中にモロッコ-メキシコの練習試合を視察した日本の選手たちもニヤリ。FW斎藤(横浜)は「対人プレーには強いけど、その中にスキはある。冷静にやることが大事。だいたいイメージはできている」。敵の感情をコントロールできれば、数的優位の展開に持ち込めるかもしれない。